Hirsch・Smale・Devaney 力学系入門―微分方程式からカオスまで― 原著第3版
- ISBN:978-4-320-11136-3
- 判型/ページ数:菊 / 446ページ
- 発行年月:2017年01月
- 本体価格:6,600円
Hirsch と Smale の記した Differential Equations, Dynamical Systems & Linear Algebra(邦訳『力学系入門』(岩波書店刊))は19・・・
Hirsch と Smale の記した Differential Equations, Dynamical Systems & Linear Algebra(邦訳『力学系入門』(岩波書店刊))は19・・・
本書はよく見られる脳の数理モデルに関するものではなく,脳の中に数学そのものを見出すという視点で書かれている。 文体もできるだけ平易に,また随所に脳のダイナミクスの意味を解明するために必要な数学が・・・
本書は,パラメータの値を変えると,完全可積分系から始まって,馬蹄の存在する系までをつなぐ「可逆で,面積を保存し,向きを保つ2次元写像の1パラメータ族」を対象とし,周期軌道やホモクリニック軌道の出現を・・・
本書では,「複雑系フォトニクス」という学際分野の基礎とその応用について概説する。複雑系フォトニクスとは,複雑系とフォトニクスの研究分野が融合した学問分野である。複雑系とは,カオスや非線形ダイナミクス・・・
近年,「カオス」ほど,数学,物理学,生物学,経済学などの広範囲の分野にわたって興味をもたれているものはない。本書は,大学教養課程の数学を用いてカオスの数学を,その定義から始めて,わかりやすく説明してい・・・
カオスという言葉が生まれる以前,このテーマを研究していた研究者たちによる貴重なエッセイを中心とした極めて歴史的価値のある書。
カオス科学の基礎から応用,それに歴史から思想までを一貫した立場から解説した教科書。 カオス科学は理学や工学のみではなく,医学さらには農学などにも広く応用されてくるであろうという観点に立ち,大気対・・・
“カオス”創始者自らが,その発見のいきさつも含めて,科学に興味をもつ一般読者を対象に,読み物的にわかりやすくカオスの核心に迫る。
物理系・工系に偏った内容の“カオス”に関する本が多く出版されているが,本書は,数学理論のしっかりした内容を扱った本邦初のカオスの本。
第2版では,第3章「複素解析的力学」を拡張・完訳(第1版は妙訳)し,新たにMandelbrot集合を加え,かつ第1,2章で若干の修正・加筆を行った。