コーパスとテキストマイニング

書籍情報
ISBN978-4-320-11033-5
判型B5 
ページ数256ページ
発行年月2012年12月
本体価格3,700円
コーパスとテキストマイニング 書影
コーパスとテキストマイニング

 近年,電子化されたテキストの普及に伴い,テキストマイニングの可能性に注目が集まっている。 テキストマイニングは自然言語処理にもとづくデータ解析手法であるが,その応用範囲は広く,言語学,教育,文学・文体学,心理学,社会調査,市場調査,医療・看護,経済・金融など,さまざまな分野に導入され,興味深い研究成果が報告されている。テキストマイニングについては,いくつかの分野での応用事例を紹介する書籍が複数刊行されているが,それらの多くは概要にとどまり,また内容も古くなりつつある。本書は,それぞれの分野でテキストマイニングを活用し,顕著な成果をあげている最前線の研究者らに寄稿を願い,テキストマイニングの最前線と今後の発展動向を,完結した研究事例を通して紹介する。 また読者が実際にテキストを分析するために必要となるツールと技法についても解説を行う。

目次

1.コーパスとテキストマイング 

2.金融テキストマイニングの紹介

3.テキストマイニングを用いた医療専門職のクセの可視化およびその活用

4.自由記述によるアンケート調査からことばの地域差を探る

5.文章の書き手の特徴情報と書き手の識別

6.テキストの多様性をとらえる分類指標

7.テキストマイニングと付加的な情報の組合せによるニーズ分析支援

8.政治テキストの計量分析

9.ブランドマネジメントにおける自由回答データの活用競争

10.社会調査における計量テキスト分析の手順と実際

11.自然言語処理技術と機械学習手法を用いたテキストマイニング

12.社会心理学研究におけるテキストマイニング

13.類似テキストの異同を計る:新約聖書校訂本の比較研究

14.文章のジャンル判別に寄与する指標の研究

15.文章の難易度と語彙の関連性に関する考察

付録

索引