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陸水環境化学

書籍情報
ISBN978-4-320-04733-4
判型B5 
ページ数148ページ
発売日2017年10月12日
本体価格2,600円
陸水環境化学 書影
陸水環境化学

新刊

河川や湖沼を中心とした陸水環境中で起こる化学変化と物質移動の基礎を,わかりやすく解説した教科書である。大学基礎課程で学習する平衡論に基づいた陸水環境中の化学変化を解説しているので,化学関連領域を志す学生にとっては,理解しやすい構成となっている。また,高校で化学を選択しなかった生物・農学系の学生にとっては,化学の基礎理論を記述した各章をとばしても理解できる構成になっている。各章はそれぞれのフィールドに特徴的な事象を,実測で得られたデータに基づいた図表で具体的に解説しているので理解しやすい。また,基礎理論から陸水環境の実態の紹介まで幅広い話題を取り扱っているので,取捨選択して講義を進めるなど,柔軟に重点的な講義を組み立てることもできる。

目次

第1章 陸水環境を理解するために
1.1 陸水とは
1.2 濃度の表現
1.3 ボックスモデルと水循環
1.4 水質測定項目
1.5 水質基準

第2章 地球の歴史と構成
2.1 はじめに
2.2 岩石圏
2.3 大気圏と水圏
2.4 生物圏

第3章 水分子と陸水環境
3.1 はじめに
3.2 水の物理的性質
3.3 水の化学的性質
3.4 水の温度と密度の変化からみた陸水環境

第4章 陸水の酸性度
4.1 はじめに
4.2 水の電離平衡とpH
4.3 純水のpH
4.4 緩衝作用
4.5 淡水域のpH
4.6 海域のpH
4.7 日本における酸性湖および酸性河川
4.8 水域の酸性化

第5章 環境水中の溶存物質
5.1 はじめに
5.2 環境水中に溶存している有機化合物
5.3 溶解度と沈殿

第6章 陸水中の酸化還元
6.1 はじめに
6.2 酸化と還元
6.3 ネルンスト式
6.4 環境水中の酸化還元現象
6.5 電位‐pH(安定領域)図

第7章 環境水中の錯生成
7.1 はじめに
7.2 金属錯体について
7.3 配位子
7.4 錯生成平衡
7.5 天然に存在する有機配位子

第8章 河 川
8.1 はじめに:河川環境の特徴
8.2 流域の環境と水質
8.3 流域の水利用と河川水質
8.4 河床の酸化還元環境

第9章 湖 沼
9.1 はじめに
9.2 湖沼の成因
9.3 湖沼の生態区分
9.4 湖沼の層構造
9.5 水質からみた湖沼の分類
9.6 溶存酸素の分布
9.7 一次生産と分解過程
9.8 栄養塩
9.9 湖底堆積物

第10章 湿地,沿岸域
10.1 はじめに
10.2 湿 地
10.3 河口域,汽水湖
10.4 干 潟
10.5 硫酸還元過程による硫化水素の発生

付録 水質測定項目の原理
付表 日本のおもな湖沼